2018年5月18日金曜日

18/5/17【つれづれ】スクエニのIR資料

たまに自分の仕事がシステム屋なのか、苦情ききやなのか、なんでも事務局なのか、お悩み相談室なのか、ぷちマーケッターなのかさっぱりわからなくなります。

きょうは仕事の兼ね合いで何社かの決算関連の資料とか株価とかを調査してたのだけど、そういえばスクエニとかどうなってんのかとか、あそこの会社はどういう規模なのか気になったので、家かえってさっきみてた。

IR情報|株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
http://www.hd.square-enix.com/jpn/ir/




事業ごとにわけた収支管理を管理会計の世界でセグメント会計っていうんだけど、スクエニは4つにわけてるらしい。アミューズメント以外はのきなみ営業利益率(≒経費とか込みの本業の利益)が20%前半だから、乱暴にいえば10000円売ったら2000円利益でぽいぽい入ってくるので、いいなあ。表があるように、あてたらでかい業界と言われるゆえんです。


IPは特有の言葉で版権とか著作権とか知的財産的なもの。ブランドも近いかな。
思ったのは、ニュータイトルが定期的にでることを考えると、ひとつのクオーター(四半期)で青とオレンジの比率はそんなにかわらないとおもってた。
でも、オレンジがほぼどの四半期でも同一ってところを見ると、ダウンロード販売とか追加コンテンツとかオプショナルコンテンツ系の需要は安定して発生し、ニュータイトルはほとんどがディスク販売みたいな物理的なコンテンツでまだまだ買うんやろうなあ。


収益モデルには

・フロー型
・ストック型

っていうのがあって、要はフローは買い切りでストックは月額課金みたいなチャリンチャリン系。FF15はフロービジネスで、FF14やFF11はストック型。
財務的な収益の安定性って意味だと、やっぱりストック型のほうが好ましい。
長期的に安定した収益が得られるのであれば、事業計画も立てやすい。

ただ、ストック型はかけた費用の回収期間が長くなるので、ユーザーが長く継続してくれる必要がでてくる。なので、リテンション(≒継続、解約抑止)が大切だといってんですね。この辺は通信業界とか、スポーツジムとか習い事とかも一緒。
月額売上×期間っていう長方形の面積をどれだけ長くできるかがカギ。
2019年3月FY(2018年4月~2019年3月)は蒼天パッケとか紅蓮パッケとかみたいなのだせないから、定期的なパッチリリースでつないで解約抑止すんぞって作戦。

どこの会社でもそうですが、マーケティング部隊とか料金部隊は、攻める(売上をあげる)ための施策と、防衛(解約率を低下させる、固定費などを下げる)のための施策を別で考えるので、リテンションはとっても大事。キャンペーン売ったり、カムバックなんちゃらやったり、イベントつくってオフラインでの接点つくったりですね。




こりゃすごい。アプリとかブラウザゲームの世界はキラータイトルになるものも少なくなてきて、踊り場ってきいてたのに、増収増益で絶好調に見える。やっぱり過去の版権とか権利収入とかつかったコンテンツがたくさんあるのは強い。



いわゆるゲーセンとか、施設系の事業。
ぜんぜん下火なのかなあと素人的におもってたけど、5期ほとんどかわらず、踊り場にきているとはいいつつも20億円も営業利益あるんやな・・・。


増収増益とは書いてあるけど、やっぱり踊り場にきてる事業領域なんでしょうね。
電子書籍と物理書籍の比率書いてないけど、どんなもんなんだろう。


素直に読むと30周年効果はすごいんだけど、ほんとかー?
でも数字はうそつかないので、そうなんでしょうね。にしても、3年前の約2倍ってすげえな。アキバのコトブキ屋でも30周年グッズ結構並んでたけど、何が売れたんかな。ってか、30周年系のコンテンツってそんなに爆発的に商品ふやしてやってるイメージないけど、買ってる人は買ってるのかな。


配当額の増配もそうだけど、自社株買いも株主還元施策のひとつなので、ようは絶好調なんでしょうね。



証券会社のサイトでみてみたけど、株価はここ数年右肩あがり、分析も割安感はないものの、成長性や財務健全性が高っ。持株会があるかしらんけど、スクエニの正社員は結構うれしんじゃないでしょうか。




詳細書いてないからわかんないけど、物理パッケージとか物理販売店じゃなくて、デジタル販売とかデジタルコンテンツ提供を強化してくぞってことなんでしょうね。
下請けや取引先、アライアンスとの関係があるからバッサリは絶対ないですが、お金の投資の仕方として、デジタルチャネルに比率をあげていくって意味なんでしょうね。

eコマースってなんやろう。e-STOREというサイトはもうあるけど、そこで買ったら他より安いとか、そこでかったらオプショナルがついてくるとか、誘因・送客のキャンペーンはってくってことなんですかね。
もしくは、取扱い商材の幅をもっと違う分野のものに広げるとか。まあ日本に限定した話題ではないから、海外での販売を拡大していくために、ショッピングサイトと提携するとか、販売代理や卸のビジネスモデルを増やすとかなんかな。

AIとかロボティクスとか書いてあるのは、儲かってるから将来みこして投資していくぞっていう決意表明なんでしょうね。ただ、このへんはそれっぽいことかくとがんばってるぞっていうアピールの場合もぜんぜんあるから、リップサービス的な意味あいが強い気もします。どう考えても最近のトレンドワード。


DAUとかARPU/ARPAっていう考え方があるのですが、ようは一人とか一単位の契約がどれだけお金落とすかとかの指標です。

ぼくなんかFF14やるときは月額エントリー料金の1280円とか払わないドケチ低ARPUユーザーですが、周りのプレイヤーをみてると幻想薬かったり、課金専用アイテム買ったりとかって結構ぽんぽんお金を落とすので、お得意様だしスクウェアARPUが高い人も結構いますよね。
さらにFF14だけじゃなく、DQとかもやってるとなれば、そのひとの売上って結構高い。
ファンブックやCDかったりもあわせて、平均して月額2000円~3000円落とす人がいれば、よほどスマホや水道代ぐらいはチャリンチャリン落とす優良顧客になるので、美味しい。

しかも、支払方法が窓口払いとかがなくて、プリペイドかクレカとかになるから、売上の焦げ付きがほとんどないんだよなあ。
キャリア決済(=ドコモとかソフトバンクの電話代と一緒に払える奴)も、やってることは抱えた債権を速攻で譲渡して回収リスクゼロにしてるのと同じなのですよね。手数料率なんか微々たるもんだろうしね。

B2Cモデルでも、B2Bモデルでも与信とか債権の回収の考え方とかって結構めんどくさいわりに大切なんだけど、その辺をあまり複雑にせずチャリンチャリン入ってくるのがうらやましいもんです。

まあいうても、エンタメ系のビジネスなので、潮が満ちるのもはやければ引くのもはやい。そのへんはリスクがでかいけど、数年間増収増益というところを見ると、安定した収益基盤がきずけてるので、いまが春なんでしょうね。


ちなみに最後は完全に余談ですが、採用情報ページチラ身したときに


関東ITソフトウェア健康保険組合。

ここは僕らの業界だと知る人ぞしる イイ組合 です。
加入審査が厳しいので、そこそこでかいIT系企業じゃないと入れないです。
ぼくも実は最初の会社の健保がここだったのですが、

・このご時世に保養施設を複数所有していてガチの格安でつかえる
・年に2回、たとえば 飛行機で福岡いってホテルとまって帰ってくるが合計1万ですむ。なにこれどうなってんの。

などなどあります。この組合自体も金のとりまわしがうまいので、保険料が安く済むという追い打ちまである。僕ももういっかいはいりたい!

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